ライオンロック

タスマニアはオーストラリアで一番南にある州なのは皆さんご存知だと思います。今日はタスマニアの南海岸にあるライオンロックのご紹介です。

オーストラリアで一番南を走る道路を最後まで行くと行きつくのがコックルクリーク (Cockle Creek)という場所です。車で行けるのはここまで。南の海岸線を見るにはここから歩いていかなければいけません。

コックルクリークタスマニア

片道約2時間、ほとんど平坦な道を歩いていきます。木道の部分もたくさんありますが、木道がないところは雨が降った後はぬかるみます。また、平坦とは言ってもかなり人里離れた場所になりますので、行く方はある程度のハイキングの経験が必要だと思います。

タスマニアサウスウェスト国立公園ライオンロックハイキング

ハイキング中、今回は嬉しいサプライズがありました。

何の鳥かわかりますか?これはコトドリ (Lyrebird)という鳥です。オーストラリアの10セント硬貨に描かれている鳥です。タスマニア原産の鳥ではないですが、オーストラリア本土での絶滅を懸念してタスマニアに導入され、現在では野生で生息します。タスマニア内でも生息するエリアは限られ、なかなか野生で見るのは難しい鳥です。ラッキーでした。コトドリはものまねがとっても上手な鳥です。これも他の鳥の鳴き方を真似ているようです。

その後もう少し歩いて、サウスケープベイ (South Cape Bay)に到着です。

サウスケープベイ (South Cape Bay)

そこでこんなサインを見つけました。

サウスケープベイ (South Cape Bay)

オーストラリア最南端ですと書いてあります。写真で見てもわかる通り、更に南に岬(サウスイーストケープ)が見えますが、そこまで歩いていくトラックはないので、普通の人が行けるのはここまでという意味になるんだと思います。オーストラリアのような大きな国の端っこにいるというのもおもしろい感覚です。この海の先はもう南極です。

ここからビーチに沿って更に15分程歩いていくと、ライオンロックに到着です。どうしてライアンロックと呼ばれているのかは一目瞭然だと思います。ライオンが伏せているように見えますよね。

ライオンロックタスマニア

実はこの岩結構薄くて、角度が変わると全然見え方が違います。もう少し先まで歩いてみてください。これもおもしろいです。

ライオンロックタスマニア

他にはそんなに人がいなくて、大自然を存分に楽しむことができました。ゆっくりと景色を楽しんだ後は同じ道を歩いて駐車場まで戻ります。海岸でキャンプをしても良いですし、ホバートからなら長い一日にはなりますが、日帰りも無理ではありません。お勧めのハイキングコースの一つです。

ケープ・ホイ (Cape Hauy)

10年以上ぶりにタスマン半島にあるケープ・ホイ(Cape Hauy)を歩いてきました。昔の記憶と比べると、トラックはとてもきれいに整備されていて歩きやすかったですが、階段ばかりでちょっと大変でした。Fortescue Bayからスタートします。

タスマン国立公園ケープ・ホイハイキング

途中咲き始めた春のお花をたくさん見ることができて、写真ストップを入れながらのハイキング。蘭の花も見ることができました。

Mayfly OrchidGreenhood Orchid約1時間半でこの分岐点に到着。写真ストップを入れなければもう少し早く到着できますが、せっかくなのでゆっくりと周りの景色を楽しみながら歩きました。Three Capes Trackを歩いている人たちはここに大きなバックパックを置いてケープ・ホイに向かいます。

タスマン国立公園ケープ・ホイハイキングここからは1時間かからないでケープ・ホイまで行くことができます。ケープ・ホイ見えてきました。まだまだ登り下りがあります。

タスマン国立公園ケープ・ホイハイキング遠くにケープ・ピラーも見えてきました。

タスマン国立公園ケープ・ホイハイキングそんなに大きくはないですが、フェンス付きの展望台があり、ここがゴール。下を見るとこんなに高いですからフェンスはグッドアイデアです。

タスマン国立公園ケープ・ホイハイキング

周りの景色をビデオに撮ってみましたので、ご覧ください。

この断崖絶壁を下から見上げることができる3時間のクルーズ(Tasman Island Cruise)があるのですが、ちょうどそのクルーズが下を通りました。みんな手を振ってくれました。

タスマンアイランドクルーズゆっくり景色を楽しんだ後は、同じ道を歩いてFortescue Bayへ戻ります。往復4時間のコースですが、写真を撮ったりゆっくりランチを食べたりして、私達は5時間半弱で車に戻ってきました。長すぎず短すぎず、ちょうど良い日帰りハイキングスポットだと思います。

このコースは2015年にオープンしたThree Capes Track(3泊4日)の一部です。日帰りでケープ・ホイまで歩くだけなら国立公園の入園料のみで大丈夫ですが、Three Capes Trackを歩く場合には予約が必要となり、料金が発生しますのでご注意ください。