ウォンバットの保護活動を行っている方を訪ねました

皆さんはウォンバットをご覧になったことはありますか?とってもかわいい動物で、私はタスマニアの野生動物の中で一番好きと言っても良いくらいです。もちろん、タスマニアンデビルやワラビーやエキドナも大好きなのですが。。。このウォンバット、mange(毛包虫症)と呼ばれる皮膚の病気にかかりやすいそうです。mangeとはダニの一種が皮脂腺に寄生することによって起こる病気で、脱毛、かさぶた、色素沈着、化膿などが症状の例です。ひどい場合には死に至ることもあります。

ご縁があって、ウォンバットをそんな病気から救うべく活動をしている方を訪ねてきました。mange用のお薬があるそうですが、野生のウォンバットに薬を塗るのはそんなに簡単なことではありません。巣の入り口を見つけて、そこにウォンバットに薬を塗ることができる罠を仕掛けるような形になります。ウォンバットが通るたびに、薬がこぼれウォンバットの体にかかる仕組みになっています。定期的にお薬を仕掛けに行きます。大変な仕事だと思います。

Wombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニアWombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニア上記に加えて、この方はお母さんが死んでしまったみなしごウォンバットの保護も行っています。ウォンバットは大人になると縄張りを張り単独で行動をする動物ですが、子供の時は本当に甘えん坊でとてもかわいいです。普通はさせてもらえませんが、特別に私達は抱っこをさせてもらいました。私のにおいを嗅いでいたのかキスをしてくれていたのかわかりませんが顔を近づけてくれたり、私の指を軽く噛みながらじゃれてくれたり、もうずっと離れたくないくらいかわいかったです。この子も大人になったら変わってしまうのかと思うと少し寂しいですが、それが野生のウォンバットの姿です。この子も大人になったら野生に返されます。

Wombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニアWombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニアWombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニアなかなか見ることができない小さなウォンバットのしっぽも子供の頃なら見やすいですよ。

Wombat Rescue Tasmania ウォンバットの保護活動タスマニア一生懸命にウォンバットを保護してくれている方達の努力を目の当たりにし、私達もできる限りの支援をしたいと心から思いました。ご賛同頂ける方、ぜひぜひご協力をお願いいたします。Wombat Rescue Tasmaniaのフェイスブックページはこちらです。言葉に不安のある方は私達に連絡していただいても構いません。ぜひぜひみんなの手で、このかわいいウォンバットを保護していきましょう。

タスマニアンデビル

今週は俳優のクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)さんと奥様で女優のエルサ・パタキー(Elsa Pataky)さんが、11匹のタスマニアンデビルをオーストラリア本土NSW州の野生動物保護地区へリリースするのをお手伝いした、というニュースがありました。今は野生ではタスマニアにしか存在しないタスマニアンデビルですが、昔はオーストラリア本土にもいました。約400年ほど前にオーストラリア本土では絶滅したと言われています。これをきっかけにまたオーストラリア本土に再導入できれば素晴らしいと思います。

タスマニアンデビルタスマニアンデビル現在タスマニアンデビルは絶滅危惧種です。デビル顔面腫瘍性疾患(Devil Facial Tumour Disease)という病気が原因で、野生のタスマニアンデビルの数は大幅に減ってしまいました。伝染性の癌です。治療法がないので、この病気にかかったタスマニアンデビルは死ぬしかありません。絶滅を防ぐためにSave the Tasmanian Devil Programという政府支援のプログラムもあり、たくさんの人が頑張っています。この病気のない本土へ健康なタスマニアンデビルをリリースするというこの試みも、タスマニアンデビルを絶滅から守ってくれることは間違いないと思います。

タスマニアンデビルタスマニアンデビルちなみに、タスマニアンデビルは肉食の有袋類です。そう、有袋類。カンガルーやコアラと同じように、お母さんはポケットで赤ちゃんを育てます。ご存知でしたか?名前のイメージとは違って、タスマニアンデビルはとてもかわいい動物です。国境が開いてまた海外旅行ができるようになったら、ぜひ本物のタスマニアンデビルを見に来てください。数が減ってしまったこともありますし、基本的にシャイな動物だということもあって、野生で見るのはなかなか難しいですが、ワイルドライフパークでは確実に見ることができます。皆様が支払う入園料もタスマニアンデビルの保護に使われるようになりますので、訪問するだけでタスマニアンデビルを助けていることにつながります。

ウォンバット

ずんぐりした体に短い手足、つぶらな瞳がとっても愛らしい人気者ウォンバット。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
コアラと祖先が同じで、コアラは木の上で生活をするように進化したのに対し、ウォンバットは地上で生活するように進化をしてきました。よく見ると顔も体形も似ていますね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
ウォンバットは穴堀りがとっても得意な動物です!なんと、3mから10mの長さがある巣穴を作るそうです!あの小さな体からは想像できない大きさですね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
巣穴の中は寝室、トイレなど複数の部屋に分かれており、トンネルでつながっています。寝室は巣の一番奥に作られ、草や樹皮などを敷いた寝床を作るそうです。のんびりとした見た目とは裏腹にかなり几帳面な性格のようですね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア

ウォンバットのポケットは後ろ向きについています。赤ちゃん、見えますか?

クレイドルマウンテンに滞在すると、かなりの確率で野生のウォンバットに出会うことができます。

ボノロング

ホバートから車で約30分。毎日多くの来園者で賑わうボノロング野生動物保護施設では、タスマニアデビルやウォンバット、ハリモグラやフォレスターカンガルーなどタスマニアに生息する様々な動物を間近で観ることができます。

ボノロングワイルドライフパーク、タスマニア
カンガルーは園内で放し飼いになっており、餌やりも出来るんですよ!春(10月~11月ごろ)にはお母さんのおなかのポケットから顔を出す可愛い赤ちゃんカンガルーを見られることも!

フォレスターカンガルー

フォレスターカンガルー
ここにいる動物たちは、元は野生で暮らしていた動物たちですが、怪我をしたり、孤児になってしまったなど、様々な理由により野生で生活することが困難となり保護されてきました。ボノロングではそんな動物たちが、野生に戻れるよう、ケアをし、トレーニングを行っています。

肉食有袋類クオル(フクロネコ)

肉食有袋類クオル(フクロネコ)

タスマニアンデビル

タスマニアンデビル

ボノロングの入園料は動物保護のために使われるそうです。私たちもボノロングを訪れることで、動物保護のお手伝いが少しできている気がしますね。

タスマニアデビル

現在は絶滅危惧種に指定されているタスマニアデビル。クマにも大きなネズミにも見える可愛らしい見た目とは裏腹に、デビル=悪魔という名前がついていますが、皆さん何故この名前が付けられたのかご存知ですか?

タスマニアデビル

タスマニアデビルの名前の由来は諸説ありますが、19世紀前半、この地に初めて降り立ったイギリス人入植者が、暗闇で聞くタスマニアデビルの鳴き声が悪魔のようだったり、暗闇で目や耳が赤く光って見えたことから悪魔に取りつかれているのではないかと考えられたという説が有力です。

タスマニアデビル

また、丈夫な顎を使って、動物の毛皮や骨までも残さず食べつくしてしまうその姿もなんだか少しゾッとしますよね。

タスマニアデビル

でも実際は、とってもシャイで、狩りが苦手。そして、両足を揃えて出す走り方がなんとも愛らしいのです!

タスマニアデビル

現在はタスマニアにのみ生息する貴重な動物です。タスマニア旅行にお越しの際は、ぜひタスマニアデビルに会いにきてくださいね。

この写真は全てDevils@Cradleで撮影したものです。

タスマニアでペンギン!

タスマニアにもたくさん野生のペンギンが見れる場所があるのはご存知でしたか?ペンギンツアーに参加するのが一番良い方法ですが、ツアーに参加しなくても野生のペンギンを見れる場所がいくつかあります。これらのビデオはバーニーという町で撮影したものです。バーニーのボランティアガイドさん達、ご協力ありがとうございました。

ツアーに参加しないでご自身でペンギンを見に行く場合には、絶対にペンギンに触ったりいたずらをしたりしないでください。カメラのフラッシュも使用禁止です。ペンギンに光を当てる場合には、赤いセロファンを張ってください。

それぞれの場所の詳しい情報は以下のリンクからどうぞ。

Burnie (バーニー)

Lillico (リリコ)

Low Head (ローヘッド) (要予約)

Bicheno (ビチェノ) (要予約)