タスマン国立公園 – リマーカブルケーブ (Remarkable Cave)

明日からまた少し気温が下がるようですが、ここ何日かとても暑い日が続いているタスマニアです。クイーンズランド州やニューサウスウェールズ州では大雨で洪水の心配が出ているところもあるようで、改めてオーストラリアの大きさを実感します。

今日はタスマン国立公園にあるリマ―カブルケーブのご紹介です。最近駐車場やトイレ、展望台がアップグレードされてアクセスしやすくなりました。トイレはなかなか綺麗でしたが、手動で水を流す方式でした。

駐車場からすぐ目の前に海が見えます。そして少し先にこんなに素敵な展望台ができました。この日はとても天気が良く、海の色もとても綺麗でした。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブここから往復約15分でリマーカブルケーブへ行くことができます。短いウォークですが、階段なのでご注意ください。帰りは登りです。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブタスマン国立公園 - リマーカブルケーブリマーカブルケーブへ到着です。リマ―カブルケーブは波の浸食によってできた洞窟ですが、実はこのプラットフォームがある場所も大昔は洞窟の中だったんだそうです。天井が落ちてしまった場所だそうです。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブリマーカブルとは日本語で”注目に値する”とか”素晴らしい”という意味がありますが、この洞窟の何が素晴らしいのでしょうか?その理由の一つが、洞窟の入り口(出口?)の形です。ご覧になってみてください。ちょうどよい角度で見なければいけませんが、タスマニアの島の形に見えませんか?

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブもちろんリマーカブルな理由はそれだけではなく、地質学的にもおもしろい要素があるそうです。この場所は砂岩(sandstone)と粗粒玄武岩(dolerite)でできています。ここでは砂岩の層が曲がって変形する褶曲(しゅうきょく)と呼ばれる現象を見ることができるそうです。粗粒玄武岩はマグマが冷えて固まった岩ですが、粗粒玄武岩が形成されていく過程で、その熱が砂岩の褶曲の形成を手伝ったようです。

私達が行ったのはちょうど引き潮の時だったので、ちょっと下へ降りてみました。満ち潮の時や海が荒れているときには真下まで水が来ますので、要注意です。プラットフォームからではあまりわかりづらいですが、この洞窟は入り口が2つあります。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブプラットフォーム自体は狭いので、たくさんの人が同時に写真を撮ることはできません。他にもお客様がいる時には、譲り合いの気持ちを持って、皆さんが楽しめるように見学していただきたいと思います。見学が終わったら、帰りは頑張って階段を登って駐車場へ戻りましょう。帰りに階段の数を数えてみたのですが、メモをしなかったので忘れてしまいました。120段前後だったと思います。参考までに。タスマン半島と言えば、刑務所の跡地ポートアーサーが有名な観光地ですが、少しここまで足を伸ばしてみても良いと思います。

**注意**

私達がこのブログをアップしてから、リマーカブルケーブでメンテナンス工事が始まり、現在リマーカブルケーブは閉鎖中です。12月24日に再オープン予定だそうです。

 

フレシネ国立公園 – Walk and cycle track

オーストラリアは州境の規制もかなり緩和されてきて、タスマニアでも他州からの旅行者を見かけるようになりました。嬉しい限りです。

先日フレシネ国立公園の新しいトラックを歩いてきましたので、今日はそのご紹介をしたいと思います。このトラックはビジターセンター(もしくはレンジャークリーク)からワイングラスベイへのハイキングをスタートする駐車場まで歩いていくコースです。車道の近くを歩くところもあり、車が見えたり車の音が聞こえたりすることもありますが、道はとても歩きやすく気持ちの良い散策コースでした。歩くのはもちろんですが自転車でも通れるコースです。私達は自転車とはすれ違いませんでしたが、左側通行を守って、自転車には注意しながら歩いてください。また2か所車道を渡るところもありますので、そこも注意が必要です。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track段々とハザードが見えてきます。きれいな景色です。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track途中お花や鳥を見ながら歩きました。今回はラッキーにもハリモグラにも遭遇しました。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackゴールのハイキングコーススタート地点には自転車を止めて置けるラックが設置されています。クジラのデザインでかわいいです。ロックは持参しなければいけないそうですので、自転車で行く方は気を付けてください。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track私達は往復歩きましたが、帰りもまたハザードの景色を見ることができました。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track多少のアップダウンはありますが、とても整備された道で歩きやすく、気持ちの良いコースでした。片道約1時間、往復すれば約2時間かかりますので、更にワイングラスベイ展望台やそれ以上のハイキングを計画している方は時間・体力も併せて計画してください。今まで通り駐車場まで車で行くこともできます。

現在ワイングラスベイ展望台は新しい展望デッキを建設中です。その工事の為今週12月4日まではワイングラスベイ展望台へのトラックは閉鎖していますので、フレシネへの旅行を計画されている方はご注意ください。新しい展望デッキを2つ追加するようで、展望台の部分がループで歩いてこられるようになるそうです。これも楽しみですね。

 

 

 

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

2013年にタスマニア原生地域世界遺産に加えられたMt. Field国立公園はホバートから車で約1時間と、最もアクセスしやすい世界遺産です。

マウントフィールド国立公園・ルッセルの滝

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

Mt. Fieldの一番の見どころはラッセルの滝。ビジターセンターから歩きやすく舗装され、ほぼ平坦な道を往復約20分ほど歩きます。

マウントフィールド国立公園ビジターセンター

マウントフィールド国立公園
ラッセルの滝は落差40m。冬場の水量が多い日は特に見応えがあります。

マウントフィールド国立公園・ルッセルの滝

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

そんなラッセルの滝には、面白いエピソードがあります。滝の第一発見者であるブラウニングさんは、この滝をご自身のお名前にちなんで、「ブラウニングの滝」と命名したそうですが、人々がほかの滝と混同しラッセルの滝と呼び始めてしまいました。その後、「ラッセルの滝」という名前のほうが浸透してしまい、現在でもラッセルの滝と呼ばれているのです。

マラクーパ鍾乳洞

世界遺産クレイドルマウンテンから車で約1時間東へ行くと、Mole Creekという町にモールクリーク・カルスト国立公園があり、ここもタスマニア原生地域世界遺産の一部です。

モールクリーク・カルスト国立公園のマラクーパ鍾乳洞

モールクリーク・カルスト国立公園のマラクーパ鍾乳洞

この一帯にはとても長い年月をかけて造り上げられた鍾乳洞がなんと300個ほどあるそうです!

一般公開されている鍾乳洞はマラクーパ鍾乳洞とキングソロモン鍾乳洞のみです。

タスマニアのツアーではマラクーパ鍾乳洞を訪れることが多いのですが、ここでは長い年月をかけゆっくりと成長している巨大な鍾乳石が見られるほか、洞窟内に生息する土ボタル鑑賞も楽しむことができます。

土ボタル(イメージです。 注意:マラクーパ鍾乳洞にいる土ボタルの写真撮影は禁止です)

真っ暗な洞窟の中で青白く光る土ボタルの光景はなんとも神秘的です。

マリア島国立公園:ダーリントン町

タスマニアのマリア島は、島全体が国立公園に指定されています。入り口は北のダーリントンの町で、この町は世界文化遺産にも指定されています。

マリア島タスマニア:ダーリントン町 

マリア島タスマニア:ダーリントン町 

マリア島へのアクセスはトライアバナからのフェリーのみ。この島は車は入れませんので、島内の散策をするには歩きか自転車しかありません。トライアバナから30分ほどで、ダーリントンに着きます。

マリア島タスマニア:ケープバッレングース(鳥)

マリア島タスマニア:ケープバッレングース(鳥)

ダーリントンの建物は囚人の時代から残っているものです。マリア島は1825年から1832年まで、そしてまた1842年から1851年まで刑務所として使われていました。その後、1880年代にマリア島にはちょっとしたブームがやってきます。シルクやワインの生産が行われたり、セメント工場が建つなどして、町は栄えました。当時ダーリントンの人口は何百人にも増えたそうです。

マリア島タスマニア: ダーリントン町

マリア島タスマニア: ダーリントン町

1920年代には、世界大恐慌や輸送費のために競争に打ち勝つことができないなどの理由で、マリア島のブームは終わりを迎えます。その後は農業の時代が始まります。

マリア島タスマニア: ダーリントン町

マリア島タスマニア: ダーリントン町

現在マリア島は国立公園で、自然と囚人の歴史を保護しています。最近では、絶滅危惧種のタスマニアンデビルを守るため、健康なデビルをマリア島に運んで放すなどの試みも行われています。

マリア島タスマニア: ダーリントン町

マリア島タスマニア: ダーリントン町

マリア島はホテルやお店がないので、宿泊する場合にはキャンプか簡単なユースホステルのような宿泊施設に泊るしかありません。日帰りでも十分、町の雰囲気、ショートウォーク(ペインティド・クリフなど)、野生の鳥や動物などを楽しめると思います。

マリア島タスマニア: ダーリントン町

マリア島タスマニア: ダーリントン町

もっと時間がある方、宿泊してもいいという方には、もっと長いハイキングコースもありますし、自転車を借りて島を散策することもできます。

タスマン半島:ウォーターフォールベイ

タスマンアイランドクルーズから見える滝の上を見るべく、ちょっとハイキングへ行ってきました。左の写真が海からの景色、右の写真がその滝の真上からの景色です。怖くてこれ以上近くへは行けませんでした。

タスマン半島 ウォーターフォールベイ

タスマン半島 ウォーターフォールベイ

この川のもう少し上には、こんなかわいらしい滝もありました。シャワーの滝と言うんだそうです。滝の内側が歩くコースになっていました。右側の写真は滝の内側からの景色です。なかなかおもしろいですよね。夏にはこの水も枯れてしまうと思いますが、さすがに冬は水もたくさんあって、とても雰囲気がありました。ただし、一つ問題だったのがヒルですね~。ちょっと雨が降っていたこともあって、とても活発でした。あまり大きなヒルではないですが、やはり気持ち悪いものです。また、ここから先は歩くコースもあまりきちんとしていないので、このループを歩く人は注意が必要です。

シャワーの滝 タスマン半島

シャワーの滝 タスマン半島

 

コース自体はタスマンアーチやデビルズキッチンのところからスタートし、ウォーターフォールベイまで歩いて、そこから少し登ってウォーターフォールブラフまで行って、戻ってくるというもの。上の滝は途中遠回りをしたものです。片道1時間15~30分くらいのコースです。この日はちょっと天気が悪かったですが、ウォーターフォールブラフからの景色はなかなかのものです。

Waterfall Bluff 展望台 タスマン半島

Waterfall Bluff 展望台 タスマン半島

 

弊社のポートアーサーのツアーに参加して頂ければ、タスマンアーチやデビルズキッチンは見学しますので、この海岸線の景色は見れますよ!(滝の方までのハイキングはしません。)

 

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