新ワイングラスベイ展望台

イースターが終わり、本来ならもう少し寒くなっても良いタスマニアですが、今日もまだまだ暖かいです。予想最高気温は23度ですが、もう少し暑いような気がします。きっと晴れているからですね。タスマニアは太陽が出ていると体感温度が全然違います。今年は比較的寒い夏だったので、この暑さを思い切りエンジョイしたいと思います。

ブログポストがしばらく途絶えてしまいましたが、少し忙しい毎日を送っていました。最近になり、オーストラリア本土からタスマニアへ遊びに来てくださる日本人が増えてきました。英語ができる方が多い中、日本語ツアーに参加していただき、ありがとうございます。私達は日本人なりのサービスで、言葉だけではなく、安心してお楽しみ頂けるツアーの提供を心掛けています。ツアーに興味のあるお客様はこちらからどうぞ。

今回のお客様達には、新しいワイングラスベイ展望台から青空のもときれいなワイングラスベイをご覧いただくことができました。

変わったのは展望台周辺だけなので、入り口もウォーキングトラックも今までと一緒です。入り口には今まで通りこの地図があります。

ワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニア今までは展望台は一つしかなく繁忙期はかなり混雑しましたが、今は展望台がいくつかできて、周遊できるような形になりました。いくつか違うポイントからワイングラスベイを見ることができますし、何より人が流れる作りになっているので、かなり混雑が解消できると思います。

最初の展望台からの景色です。今までの展望台よりは少し低いですが、こんなにきれいに見えます。

ワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニアワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニアそして上の写真にある歩きやすい通路を歩いていくと、次の展望台に。

ワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニアその後は少し階段を登ります。そこからも振り向けばワイングラスベイが見えます。

ワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニアそして最後に今までの展望台に着きます。ここの写真は撮り忘れたので下は古い写真です。

ワイングラスベイ展望台ハイキングタスマニアまだまだ海外からのお客様は難しいですが、オーストラリア国内ではたくさんの人が旅行を始めています。タスマニア政府も設備をアップグレードして、もっとたくさんのお客様をお迎えできるように頑張っています。早く皆さんが安心してタスマニアへ旅行に来られる日が来ることを祈っています。

セントクレア湖 (Lake St Clair)

最近のブログでもすでにご紹介していますが、タスマニアにはオーバーランドトラックと呼ばれる5泊6日で歩く有名なそしてとても人気のハイキングコースがあります。今日はそのオーバーランドトラックのゴール地点でもあるセントクレア湖をもう少し詳しくご紹介したいと思います。

セントクレア湖は標高737メートルの場所に位置する湖です。氷河によって削られてできたセントクレア湖は、オーストラリアで一番深い湖でもあります。水深167メートルと記載されているのを見ますが、もっと深いのではと言われています。原住民アボリジニの人たちはこの湖を”リーアウリーナ”(leeawuleena)と呼んでいました。リーアウリーナとは”静かに眠る水”という意味だそうです。穏やかな水面を見ていると、とても神秘的で名前の理由が理解できます。ただし、標高の高い場所ですから、穏やかな日だけではありません。訪れる際には、雨具や防寒具などすべての天候に対処できるように準備してお出かけください。

セントクレア湖タスマニア

穏やかなセントクレア湖の湖面

同じ国立公園内のクレイドルマウンテンと比べると、セントクレア湖は知名度はまだ低く訪れる人の数も少ないです。その分静かな時間を楽しむことができます。ハイキングコースもいろいろとあり、ルフス山 (Mt Rufus)は私は大好きな日帰りハイキングコースの一つです。ただルフス山は周遊で歩いてくると7~8時間かかりますので、長いコースとなり普段歩きなれていない方には大変なコースです。標高差でも680メートル近くありますので、大分登ります。

セントクレア湖タスマニア ルフス山

ルフス山頂付近からの景色

セントクレア湖のショートウォークと言うと、ウォーターズミート(ヒューゲル川とキュービエ川が合流する場所)を中心に、カモノハシを見られる可能性があるプラティパスベイ、この地域のアボリジニに関する説明の設置があるラーメイラメナー・タベルティの3つのコースの組み合わせがメインでしたが、数年前にフランクランドビーチにきちんとしたトラックができました。ビーチを歩く場所が結構あるので砂の上は歩きにくいと感じるときもあるのですが、全体としてお天気が良いと湖の周辺の山々が見れてとても気持ちの良いウォークです。これでセントクレア湖のショートウォークの選択肢が増えました。

セントクレア湖タスマニア ウォーターズミート

ウォーターズミート

セントクレア湖タスマニア

フランクランドビーチから見える山々の景色

セントクレア湖タスマニア Mt Olympus

フランクランドビーチから見える山々の景色

スタート地点とゴール地点は違うので、往復歩くようになりますが、好きなところまで歩いて折り返しても良いと思います。往復すれば約6キロの平坦なコースです。雨がたくさん降った後は、湖の水量が増えてトラックが水没してしまっているときがあるので、それは注意してください。私はかなりの水量の時に遭遇したことがあり、ハイキングブーツのままでは歩くことができませんでした。

セントクレア湖の近くにPumphouse Pointという高級ホテルがあります。下の写真の右側に小さく写っているベージュの建物です。2015年にオープンしたホテルですが、すぐに人気になりました。近くの水力発電所で水が必要な時のためにセントクレア湖から水をくみ上げて貯めておくという目的で作られた建物(パンプハウス)ですが、その目的のために使われたことは一度もなかったそうです。1990年代に使用が終わってからはそのまま残っていましたが、2015年にホテルとなって生まれ変わりました。静かな大自然の中、高級ホテルでゆったりとした時間を過ごす。これ以上の贅沢はないかもしれません。本格的ハイキングを楽しんだり、ゆったりとした時間を過ごしたり、セントクレア湖でのご自分なりの楽しみ方を探してみてください。

セントクレア湖タスマニア Frankland Beaches & Pumphouse Point

フランクランドビーチから見えるPumphouse Point

タスマン国立公園 – リマーカブルケーブ (Remarkable Cave)

明日からまた少し気温が下がるようですが、ここ何日かとても暑い日が続いているタスマニアです。クイーンズランド州やニューサウスウェールズ州では大雨で洪水の心配が出ているところもあるようで、改めてオーストラリアの大きさを実感します。

今日はタスマン国立公園にあるリマ―カブルケーブのご紹介です。最近駐車場やトイレ、展望台がアップグレードされてアクセスしやすくなりました。トイレはなかなか綺麗でしたが、手動で水を流す方式でした。

駐車場からすぐ目の前に海が見えます。そして少し先にこんなに素敵な展望台ができました。この日はとても天気が良く、海の色もとても綺麗でした。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブここから往復約15分でリマーカブルケーブへ行くことができます。短いウォークですが、階段なのでご注意ください。帰りは登りです。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブタスマン国立公園 - リマーカブルケーブリマーカブルケーブへ到着です。リマ―カブルケーブは波の浸食によってできた洞窟ですが、実はこのプラットフォームがある場所も大昔は洞窟の中だったんだそうです。天井が落ちてしまった場所だそうです。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブリマーカブルとは日本語で”注目に値する”とか”素晴らしい”という意味がありますが、この洞窟の何が素晴らしいのでしょうか?その理由の一つが、洞窟の入り口(出口?)の形です。ご覧になってみてください。ちょうどよい角度で見なければいけませんが、タスマニアの島の形に見えませんか?

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブもちろんリマーカブルな理由はそれだけではなく、地質学的にもおもしろい要素があるそうです。この場所は砂岩(sandstone)と粗粒玄武岩(dolerite)でできています。ここでは砂岩の層が曲がって変形する褶曲(しゅうきょく)と呼ばれる現象を見ることができるそうです。粗粒玄武岩はマグマが冷えて固まった岩ですが、粗粒玄武岩が形成されていく過程で、その熱が砂岩の褶曲の形成を手伝ったようです。

私達が行ったのはちょうど引き潮の時だったので、ちょっと下へ降りてみました。満ち潮の時や海が荒れているときには真下まで水が来ますので、要注意です。プラットフォームからではあまりわかりづらいですが、この洞窟は入り口が2つあります。

タスマン国立公園 - リマーカブルケーブプラットフォーム自体は狭いので、たくさんの人が同時に写真を撮ることはできません。他にもお客様がいる時には、譲り合いの気持ちを持って、皆さんが楽しめるように見学していただきたいと思います。見学が終わったら、帰りは頑張って階段を登って駐車場へ戻りましょう。帰りに階段の数を数えてみたのですが、メモをしなかったので忘れてしまいました。120段前後だったと思います。参考までに。タスマン半島と言えば、刑務所の跡地ポートアーサーが有名な観光地ですが、少しここまで足を伸ばしてみても良いと思います。

**注意**

私達がこのブログをアップしてから、リマーカブルケーブでメンテナンス工事が始まり、現在リマーカブルケーブは閉鎖中です。12月24日に再オープン予定だそうです。

 

フレシネ国立公園 – Walk and cycle track

オーストラリアは州境の規制もかなり緩和されてきて、タスマニアでも他州からの旅行者を見かけるようになりました。嬉しい限りです。

先日フレシネ国立公園の新しいトラックを歩いてきましたので、今日はそのご紹介をしたいと思います。このトラックはビジターセンター(もしくはレンジャークリーク)からワイングラスベイへのハイキングをスタートする駐車場まで歩いていくコースです。車道の近くを歩くところもあり、車が見えたり車の音が聞こえたりすることもありますが、道はとても歩きやすく気持ちの良い散策コースでした。歩くのはもちろんですが自転車でも通れるコースです。私達は自転車とはすれ違いませんでしたが、左側通行を守って、自転車には注意しながら歩いてください。また2か所車道を渡るところもありますので、そこも注意が必要です。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track段々とハザードが見えてきます。きれいな景色です。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track途中お花や鳥を見ながら歩きました。今回はラッキーにもハリモグラにも遭遇しました。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackフレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle trackゴールのハイキングコーススタート地点には自転車を止めて置けるラックが設置されています。クジラのデザインでかわいいです。ロックは持参しなければいけないそうですので、自転車で行く方は気を付けてください。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track私達は往復歩きましたが、帰りもまたハザードの景色を見ることができました。

フレシネ国立公園タスマニア Freycinet walk and cycle track多少のアップダウンはありますが、とても整備された道で歩きやすく、気持ちの良いコースでした。片道約1時間、往復すれば約2時間かかりますので、更にワイングラスベイ展望台やそれ以上のハイキングを計画している方は時間・体力も併せて計画してください。今まで通り駐車場まで車で行くこともできます。

現在ワイングラスベイ展望台は新しい展望デッキを建設中です。その工事の為今週12月4日まではワイングラスベイ展望台へのトラックは閉鎖していますので、フレシネへの旅行を計画されている方はご注意ください。新しい展望デッキを2つ追加するようで、展望台の部分がループで歩いてこられるようになるそうです。これも楽しみですね。

 

 

 

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

2013年にタスマニア原生地域世界遺産に加えられたMt. Field国立公園はホバートから車で約1時間と、最もアクセスしやすい世界遺産です。

マウントフィールド国立公園・ルッセルの滝

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

Mt. Fieldの一番の見どころはラッセルの滝。ビジターセンターから歩きやすく舗装され、ほぼ平坦な道を往復約20分ほど歩きます。

マウントフィールド国立公園ビジターセンター

マウントフィールド国立公園
ラッセルの滝は落差40m。冬場の水量が多い日は特に見応えがあります。

マウントフィールド国立公園・ルッセルの滝

マウントフィールド国立公園・ラッセルの滝

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

マウントフィールド国立公園・シダの森

そんなラッセルの滝には、面白いエピソードがあります。滝の第一発見者であるブラウニングさんは、この滝をご自身のお名前にちなんで、「ブラウニングの滝」と命名したそうですが、人々がほかの滝と混同しラッセルの滝と呼び始めてしまいました。その後、「ラッセルの滝」という名前のほうが浸透してしまい、現在でもラッセルの滝と呼ばれているのです。

マラクーパ鍾乳洞

世界遺産クレイドルマウンテンから車で約1時間東へ行くと、Mole Creekという町にモールクリーク・カルスト国立公園があり、ここもタスマニア原生地域世界遺産の一部です。

モールクリーク・カルスト国立公園のマラクーパ鍾乳洞

モールクリーク・カルスト国立公園のマラクーパ鍾乳洞

この一帯にはとても長い年月をかけて造り上げられた鍾乳洞がなんと300個ほどあるそうです!

一般公開されている鍾乳洞はマラクーパ鍾乳洞とキングソロモン鍾乳洞のみです。

タスマニアのツアーではマラクーパ鍾乳洞を訪れることが多いのですが、ここでは長い年月をかけゆっくりと成長している巨大な鍾乳石が見られるほか、洞窟内に生息する土ボタル鑑賞も楽しむことができます。

土ボタル(イメージです。 注意:マラクーパ鍾乳洞にいる土ボタルの写真撮影は禁止です)

真っ暗な洞窟の中で青白く光る土ボタルの光景はなんとも神秘的です。

1 2