リフィーの滝(Liffey Falls)
先週は心配した南オーストラリア州のクラスターですが、(もちろん油断は禁物ですが)あまり大きく広がることもなく、予定より早く南オーストラリア州のロックダウンは終了しました。またメルボルンも24日間連続で新しい感染者数は0(11月24日現在)。11月23日にはシドニーがあるニューサウスウェールズ州とメルボルンがあるビクトリア州の州境も再開し、オーストラリアは嬉しいニュースが続きます。
今日はタスマニア第2の都市ロンセストンから車で約1時間の場所にあるリフィーの滝のご紹介です。タスマニアには綺麗な滝がたくさんありますが、その中でも上位に入る滝だと思います。日本人の間で一番有名なタスマニアの滝は、マウントフィールド国立公園にあるラッセルの滝だと思いますが、このリフィーの滝もラッセルの滝に負けない美しさです。
リフィーの滝へ歩くには駐車場が2つありますが、私達は上の駐車場から歩きました。ここからは往復約2キロ、45分のハイキングです。行は下りで、帰りは登りになります。普段歩き慣れない方には帰りは少し大変かもしれませんが、大きなシダの木がある森林の中を歩いていく、とても気持ちの良いハイキングですし、段々近づいてくる水の音、途中聞こえる鳥のさえずりなど、楽しみもたくさんあります。少し頑張ってみる価値はあります。
途中いくつか小さな滝が見れますが、ゴールはここ。段になって流れているリフィーの滝。絶景です!心が洗われるとはこういうことを言うんだなと感じます。ちなみにこのリフィーの滝もタスマニア原生地域世界複合遺産に含まれている場所です。
途中トラックから逸れて川岸に降りていける場所もありますが、足元には十分気を付けてください。足を滑らせて川に落ちた人を私は目撃しました。足だけでしたが、濡れた靴で帰り歩くのは気持ち悪かったのではないかと思います。ここでのランチも考えましたが、石や木が濡れていてちょうど良い座れる場所を探せなかったので、私達は少し戻って上の小さな滝でランチを食べることにしました。
ここは平らで川のすぐそばに座れるので、ランチを食べるにはちょうど良かったですが、濡れているときには滑ると思いますので、要注意です。
もう少し戻ったところで私達はカモノハシを見たことがあります。とてもリラックスしたカモノハシで、逃げることなくビデオを撮ることができました。必ず見れる約束はできませんが、ラッキーな方は、リフィー川でカモノハシに出会えるチャンスもあります。
あとは同じ道を歩いて駐車場に戻ります。そんなに大きな駐車場ではないですが、お休みの日は車がいっぱいになる地元の人達にも人気の滝です。行くまでの道は未舗装の部分も多く、最後は道が細くもなりますので運転には注意が必要ですが、チャンスがあればぜひ訪れていただきたい場所の一つです。