タスマニアの黄葉ーファガス

日本はゴールデンウィークが始まりましたね。本来ならまだタスマニアへ遊びに来てくださる日本人の方がいらっしゃってもいい時期ですが、残念ながら今年は無理なので、気持ちだけでもタスマニアの秋をお楽しみいただきたいと思います。

前回のポストでも少しクレイドルマウンテンのファガスの様子をお伝えしましたが、ファガスはオーストラリア原産の植物では唯一の落葉樹で、通常4月の末から5月の始めにかけて黄葉を見ることができます。その時期に合わせてクレイドルマウンテンホテルが企画したファガスフェスティバルで、4月24日にルークが写真撮影ワークショップを行いました。そこから何枚か写真をシェアしたいと思います。天気予報はそんなに良くなかったのですが、思ったほど悪くはなく、参加者皆様お楽しみ頂けたようです。

クレイドルマウンテンファガスファガスは基本的には葉っぱは黄色になります。なので、紅葉ではなくて黄葉と呼ばれるのですが、中には赤くなる葉っぱもあります。赤は珍しいこともあり、ルークはいつも赤い葉っぱを探して歩きます。今回も見つけてきました。

クレイドルマウンテンファガス全景を見れば黄色い景色ですね。私は特に岩肌に映えるファガスの黄色はとてもきれいだと思いますが、皆様はどう思いますか?日本の紅葉は本当に美しいので、それと比べると負けてしまうかもしれませんが、ファガスにはファガスの美しさがあります。私は大好きです。今回はクレーター湖まで行ってきました。クレーター湖とは言っても、火口湖ではなく氷河湖です。紛らわしいですが、クレーターのように見えるのでその名前がついたそうです。何となく雰囲気が伝わりますか?

クレイドルマウンテンファガスクレイドルマウンテンファガスクレイドルマウンテンファガスクレーター湖まではロニークリークから1時間ほど歩きますが、回りの景色を楽しみながら歩けば苦になりません。ボタングラスの湿原の中木道を歩き、少し登ると冷温帯雨林に入ります。そこにはクレーターの滝と呼ばれる滝があり、小さい滝ながらとても雰囲気があります。そこからは15分ほどコンスタントに登りますが、そこを登りきるとクレーター湖です。

クレーターの滝

クレーターの滝

クレーター湖の周辺はとてもきれいですが、そんなに歩きたくないという方は、ウォルドハイムの周辺にもファガスがありますので、そちらでもご覧いただけます。湿っている所にはヒルがいますから、ヒルは要注意です!またダブ湖周遊ハイキングの途中でもファガスを見ることができますが、ダブ湖も1周歩けば2時間半~3時間ほどかかります。

ウォルドハイム

今年は寒いのでファガスも少し早い気がしましたが、今回のワークショップでもまだ緑の葉っぱ残っていました。クレイドルマウンテンホテルのファガスフェルティバルは5月8日まで行われていますので、興味がある方はそちらもご確認ください。

いつかタスマニアの秋を経験しにいらしてください。

 

 

 

ウォンバット

ずんぐりした体に短い手足、つぶらな瞳がとっても愛らしい人気者ウォンバット。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
コアラと祖先が同じで、コアラは木の上で生活をするように進化したのに対し、ウォンバットは地上で生活するように進化をしてきました。よく見ると顔も体形も似ていますね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
ウォンバットは穴堀りがとっても得意な動物です!なんと、3mから10mの長さがある巣穴を作るそうです!あの小さな体からは想像できない大きさですね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア
巣穴の中は寝室、トイレなど複数の部屋に分かれており、トンネルでつながっています。寝室は巣の一番奥に作られ、草や樹皮などを敷いた寝床を作るそうです。のんびりとした見た目とは裏腹にかなり几帳面な性格のようですね。

ウォンバット、クレイドルマウンテン、タスマニア

ウォンバットのポケットは後ろ向きについています。赤ちゃん、見えますか?

クレイドルマウンテンに滞在すると、かなりの確率で野生のウォンバットに出会うことができます。

クレイドルマウンテン

Cradleとは“ゆりかご”と言う意味があるのを皆さんご存知でしょうか。ここクレイドルマウンテンの山頂をダブ湖から見上げるとその意味がよくわかります。赤ちゃんがゆりかごに入っているように見えますね。

クレイドルマウンテン、タスマニア

クレイドルマウンテン、タスマニア

ゆりかごマウンテン

そんなクレイドルマウンテン一帯は1982年に世界の複合遺産として登録されています。この地域はまさしく自然の楽園。壮大な自然、太古の原生林、そして数えきれないほどの世界でも珍しい有袋動物や単孔類の宝庫です。また、たくさんの鳥たちが訪れます。

ワラビー

ウォンバット

天気の良い日には壮大なクレイドルマウンテンが。雨の日にはとても幻想的な太古の森のような景色が。また、Overland Trackという世界遺産内を6日間かけて縦断するコースもあり、それこそ手つかずの大地を肌で感じることが出来ます。

オーバーランドトラック

たくさんの表情を持つCradle Mt – Lake St Clair 国立公園は訪れる人々を魅了してやみません。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

久しぶりの長いお休みに、クレイドルマウンテン山頂ハイキングやってきました!お天気は快晴で、日焼けしないようにするのが大変でした。顔、首、腕は気をつけていましたが、あまりにも暑くてパンツをまくって足を出していたら、ふくらはぎにくっきりと靴下の跡が。。。失敗!タスマニアの強い太陽には油断禁物です。

私たちはマリオンズ展望台を通って山頂へ向かい、帰りはホーストラックを通って帰ってきました。下の写真は最初の休憩場所、クレーター湖です。本当は氷河湖ですが、クレーター湖のように見えることからこの名前がついたとか。。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング・クレーター湖

クレイドルマウンテン山頂ハイキング・クレーター湖

マリオンズ展望台でも一枚。クレイドルマウンテンがきれいに見えて、最高の眺めでした。この日はお休みだし、お天気が良かったこともあって、かなりたくさんの人がハイキングを楽しんでいました。日本人の方にも結構会いました。このマリオンズ展望台までで、引き返していく人もたくさんいましたが、私たちはまた先のクレイドルマウンテン頂上を目指して歩き続けました。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング・マリオンズ展望台

クレイドルマウンテン山頂ハイキング・マリオンズ展望台

クレイドルマウンテンより先のバーンブラフが見えてきました!

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

キッチンハットを過ぎると登りが始まります。かなり急な登りなのが、下の写真からわかってもらえるでしょうか?最後の方にはロッククライミングって感じの場所も数箇所あり、私の短い足では上り下りにとても苦労した場所がありました。両手両足全部使って登りました。それはそれでとても楽しかったですが、このコースは絶対一人では行かないほうがいいですね。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

頑張った甲斐がありました。山頂からの眺めは最高です。下は東側の景色です。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

こちらは南側の景色。オーバーランドトラックが真ん中に見えています。後ろの山がバーンブラフ。オーバーランドトラックを歩く人の次の目的地ですね。

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

山頂でかなりゆっくりしてしまったので、帰りはちょっと急ぐ羽目になってしまいましたが、途中クレーター湖を上から見下ろせる場所でまた少し休憩。その後まっすぐロニークリークの駐車場へ戻ってきました。ルークが途中たくさん写真を撮ったので、全部で9時間かかりました。この後はまっすぐロッジのパブへ向かって、ビールとディナーでお疲れパーティー。いや~、最高でした!

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

クレイドルマウンテン山頂ハイキング

この写真はおまけ。前日の夜に撮ったもの。きれいなクレイドルマウンテンのシルエットです。

クレイドルマウンテン

タスマニアと聞いて皆さんが最初に思い出すのは、大自然ではないでしょうか。島の20%が世界遺産にも指定されているこのタスマニアですが、そのタスマニアの大自然の象徴にもなっているのが、タスマニアの北西にあるクレイドルマウンテンではないかと思います。もちろんクレイドルマウンテンは世界遺産に入っています。クレイドルって日本語では”(赤ちゃんの)ゆりかご”という意味です。その名前の由来はまさにその形にあります。クレイドルマウンテン、じっくり見てみるとゆりかごに赤ちゃんが寝ているように見えませんか?

クレイドルマウンテン国立公園 世界自然遺産 タスマニア

クレイドルマウンテン国立公園 世界自然遺産 タスマニア

上の写真は去年の9月に撮ったものですが、この日は本当に珍しくクレイドルに風一つなくダブ湖に一筋の波もたつことがなく、完璧な鏡に映ったようなクレイドルのリフレクションを見ることができました。クレイドル周辺は1年のうち3分の2は雨が降っているといわれています。もちろん雨雲があれば山は雲に隠れてしまいますので、クレイドルの山を見ることもできません。とても自然状況の厳しい場所なんですね。もちろんそんな厳しい大自然の中だからこそ、世界遺産にも指定されるような今のクレイドルマウンテンがあるわけなので、見方を変えれば、それが本物のクレイドルマウンテンということにもなりますがね。それを考えるとやっぱり上の写真のようなクレイドルを見れるって珍しいんです。私たちはクレイドルには何十回も行ったことがありますが、こんな素晴らしいリフレクションは記憶にありません!本当に鏡みたいですよね?また雪化粧したクレイドルもきれいですね。岩肌のクレイドルとは一味違います。

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